そのため両方の良いところ悪いところを知っているつもりです。
転職を考えはじめ色々と行動に移すと、メーカーに行くか特定派遣に行くか悩んでしまいます。
そんな中色々と考慮すべき項目はあるのですが、やはり生活にはお金が必要!と言うことで、まず平均年収はどうなのか一度調べてみましたので、ご紹介します。
メーカーの業種は「メーカー」。特定派遣は?
業種別の平均年収を調査しようと考え、まず悩んだのが特定派遣の業種です。
メーカーが「メーカー」なのは分かります。
その中は細かく、私が従事している機械系やその他電気系や建築系などがあります。
一方で「特定派遣」という業種はないため悩んでいたのですが、調べたところ「サービス業」に分類されることがわかりました。
うむ。幅広い。。。けど確かに「サービス業」というのは特定派遣を表す業種としてしっくりくる気がします。
メーカーと特定派遣の業種別平均年収はいくらか
次にメーカーと特定派遣、つまりサービス業との業種別平均年収を調べました。
Googleで「平均年収 業種」を検索するとこんなページが出ました。
転職では有名どころのDODAさんのページです。
平均年収ランキング2017 業種別 | DODA
平均年収ランキング2017 年齢別 | DODA
ちなみに、転職活動でもお世話になっております。

2017年平均年収の実績で見ると、メーカーが465万円、サービスが379万円になっています。
2017年のサラリーマン全体の平均年収で見ると、30代で455万円、20代で346万円となっているので、メーカーは30代レベル、サービスは20代レベルになります。
分かってはいましたが、やはりメーカーとサービスでは平均年収に差が出ていることがわかります。
ただ、サービスは特定派遣だけでなく、他のさまざまな業種が含まれています。
そこでもう少し業種を限定し、特定派遣の業種「人材サービス」を見てみました。
すると平均年収は370万円と、サービス全体における平均レベルの平均年収になっていました。
こうして見ると、やはりメーカーで働いた方が特定派遣として働くより、より高い平均年収で働けることが分かります。
企業別に見る平均年収
平均年収は特定派遣よりメーカーの方が高いことが分かりました。
ただこれは全体の平均年収なので、企業別に見ると平均年収の大小がまた変わってくると思います。
そこで、年収ラボさん企業別年収を調べてみました。
メーカーで調べるとひじょうに幅広くなるため、限定しました。
私が機械系エンジニアであることから、「機械」の企業ランキングを見てみます。
一位は三井海洋開発さんで平均年収869万円、メーカー全体の平均年収と比べると2倍近くあります。
他の企業を見ると、8位まで平均年収800万円を超えています。
機械メーカーの平均年収がどれほど高いかと言うことになります。
次は特定派遣の「人材派遣サービス」の平均年収を見てみます。
一位はテンプHDさんの687万円と、やはり機械メーカーと比較すると圧倒的に平均年収が少なくなります。
7位のメイテックさんまでが600万円台で、8位以下は500万円台になります。
メイテックさん、もっと上位かと思っていたのですが予想していたより低く、驚きです。
ちなみにメイテックさんには転職活動でもお世話になっています。
(正確にいうとメイテックグループの企業になりますが。)

機械メーカーの平均年収をもう少し見進めると、平均年収500万円台は113位の澁谷工業さんでようやく出てきます。
圧倒的に機械メーカーの平均年収が高いのがわかります。
人材派遣サービス業界 企業別平均年収&売上高ランキング | 年収ラボ
機械業界 企業別平均年収&売上高ランキング | 年収ラボ
平均年収を調べてわかったこと
予想通りでしたが、やはり平均年収で見ると、特定派遣より圧倒的にメーカーの方が高いことが分かりました。
ただ、希望しても必ず志望企業に上手く転職できるとは限らないですし、メーカーでも特定派遣でも役職により平均年収は変わるので、絶対に「メーカーより特定派遣で働く方が平均年収が低い」とは言い切れません。
また、企業へ転職を決める決め手になるのは平均年収だけでなく、立地や福利厚生、自分のやりたいことに合う社風か、残業はどうなっているか、などさまざまです。
そのため、今回調べた結果は一つの参考として利用したいと思います。